で色々買った漫画の感想。あとニンダイソフトウェアラインナップ。


①イズミと竜の図鑑
呪いで大人になれない編集者のイズミと、獣人アルマが竜を取材して回る話。
すっっごい面白い。ほんとに面白い。ずるい面白すぎる。
底知れぬ竜の存在感と、重厚な世界観。そしてそれが表される緻密な絵。最高!!女の子はデフォルメチックで可愛いのもよき。
イズミが吟遊詩人ってとこも好き。ファンタジー世界の好きな職業3本指に入ります。(他、錬金術士と魔法使い)。1話の演出に痺れた。あの瞬間、確かに私はあの世界に住民で、竜の図鑑を読んでいる読者だった。
登場人物の生き方は現代を生きる自分たちとかけ離れているけれど、彼らの息遣いが聞こえてきそうなほど身近に感じる。しっかりとした背景が練られていて、それが読み手に伝わってくるからかな。考え方も納得できる。
単位だったりご飯の具材も聞いたこともないものばかりなのに、それがまた異世界をグッと感じさせてとてもいい。独特なテンポの会話も慣れると心地よい。
レベルの表記があるのに薄っぺらいゲーム風に感じないのは、世界感がしっかり描かれているからかな。
好きなセリフはイズミの、「誰もが昨日までをプロローグにしたため 第一章を始めてよいのです」自分の現状に刺ささりすぎてちょっとうめいてしまった。
心が静かに打ち震える面白さ。もうすでに次の話が待ち遠しい…!!



②ソアラと魔物の家
戦士として育てられた孤児の少女ソアラが、ドワーフ族のキリクたちと一緒に魔物の家を作っていくお話。
あ゜ーーーーーーーーおもしろい!!!面白いよぉ!!!!心が5歳児に還るぅ!!!!!
魔物の特性に合わせたファンタジー感モリモリの家、見ているだけでめっちゃくちゃワクワクする!!
特に雷狼と人魚の家、ケット・シーのレストランが好きです。
雷狼と人魚の家は、ディズニーシーのマーメイド・ラグーンに初めて行った時のワクワク感を思い出す。ああいう水と共存している風景大好き。
ケット・シーのキャットタワーレストランは発想が天才すぎる。そして彼らの飢餓への復讐はなんともあたたかみがあってジーンとくる。
もともと、ファンタジー世界の家とか部屋とかの断面図が大好きなんです。児童書読んでは自由帳に自分の理想の家とか街とか船とか書き殴っていたあの頃に気持ちが還ってしまう。読んでる時精神が5歳。
でも、ところどころに挟まれるソアラの家族やつながりへの憧憬に胸が締め付けられて…その緩急がたまらない。私もこういうふうに人の心を揺さぶる作品を描いてみたいものだなぁ。
少年漫画らしい熱い展開もめちゃくちゃ好き。ソアラの境遇もそれに対するドワーフ達の温かさも本当に好き。師匠のかっこよさも、魔王のキャラの面白さも好きです。
他作品の名前出すのも無粋だとは思うのですが、キリクの占眼がアトリエのフィリスちゃんに通づるものがあってそこもまたテンションが上がりました。好きなものへの嗅覚、我ながらすごい。
4巻がなんとも不穏な終わり方してるので、続きがほんと気になります。レオ王子、無事かな…


③ドラゴン養ってください
しぶで同人版を見てた作品。ドラゴン(原型)好きな大学生の主人公と、異世界からきたドラゴンのイルセラが一緒に暮らす話。
イルセラがめちゃくちゃいいキャラしてる!自己肯定感エベレスト。その良さが存分に活かされる台風を蹴散らす話と初給料が入った話が好きです。
ドラゴンとか高次的でファンタジーな存在がゲームとかぐうたら日常に過ごしてるのってなんかいいですよね。江戸前エルフもそういうとこが好きだったなぁ。
主人公の村上も超いいキャラしてて好きです。ドラゴン(原型)へのこだわりがシュール。私は人間になれるドラゴンも好きだけど(もちろん完全ドラゴン異種族交流も大好き)、そのこだわりへはなんとなくわかるものがあるよ…!
日常系は見てて和みますね。


④竜騎士専門学校
ほたてぃーのさんもともと好きでした。竜騎士専門学校はしぶでも見ててずっと気になってキャンペーンを機に購入。
ドラゴン生徒にはわからないけど、人間の言葉でひっそりと「飲みに行こう」って会話してるのが好きだったのでコマ追加されてた嬉しかったです。
絵柄からもわかる全体的にほのぼのした話でまた癒される〜。異種族がお互いを理解して交流を深めるのってすげくいいですよね。2巻出たりするのかな


⑤獣王と薬草
勇者に敗れた魔王の配下、獣王ガロンと冒険者のティナが魔物を治療して回る話。
魔物側の事情を知っていくうちにどうにもやるせない気持ちになりますね〜…。新しい冒険者としての在り方をどうにかティナに見つけてほしい!
ティナ自身の過去もなんだか悲惨そうで、魔物と生存競争しているからこそ荒んでいる面も多いのかな。
サンデーらしく、戦闘シーンは迫力あって機転もあって面白いです。ティナの発想の豊かさと、おまけ漫画にちょくちょく出てくるガロンの脳筋(この言い方正しくないけど、雰囲気として)っぷりが妙にツボです。
好きな話は、天空の塔の話です。苔爺とガロン、主モンスターとガロンの対話、どちらも好き。
ドライケンとモスゴラが再会したシーンはすごくジンときました。
あと好きなシーンは、自分が試されたと知ったティナが「人の善意を試す嘘は大嫌い!」と言い放つシーンです。なぁなぁに流さず、ここで言い返したからこそティナのことがグッと好きになりました。
腕っぷしは強い医者ってことで、なんだかローを思い描きながら読んでいました。どっちかっていうとチョッパーかな。
時間はなんだか不穏そうで、今まで露悪的な面が映されがちだった人間側の事情も見えてくるのかな?
時間が待ち遠しい〜!!




上記テンション高めの感想は書き溜めでお送りしました。
イベント行けなかったことに引き続き嫌なこと続いてるんですが、昨日のニンダイでちょっと持ち直しました。
ユミアのアトリエとルンファク龍の国が楽しみです。サンキューNintendo。夏休み明けの学生だけじゃなく荒んだ社会人の心も救ってくれんだね。
自分の耳が確かであれば、両方とも主人公の声が石川由依さんのように聞こえたのでSBのフィオレーネさんに続き3作連続で狂わされることになるのか…と震えております。
ちょっとFGOやってた時、たまたまモルガンを引けてお世話になってたのでそれを含めると4作連続ですね。
アトリエはライザの頃からアクションやりたそうだなと思ってたので楽しみです。ストーリーは引き続きシリアスっぽい?悪者がいそう?
龍の国はモーションの動作感も良さそうでほっとしてます。作業ゲーで一番大切なのはグラではなくゲーム性と操作感!大神の花神のような力も扱えるみたいで楽しみだ〜
2024/08/29(木) 00:08 感想 PERMALINK COM(0)