steam版でもクリアしたぞーーーー!!!!
重い腰をあげてムーンブルク突破しました。
辛いな嫌だな、と考えすぎて限界を突破したのか感情が鈍くなった時があり、その際に一気に突破しました。でもまぁ、ほぼ会話はすっ飛ばしです。
牢屋に関しては、もちろん完成を確認したら即ぶっ壊して豪華な部屋にしました。部屋完成したら真っ先にシドーがすっ飛んできてくれるおかげで、そのままベッドで寝始めたのにはびっくりしましたが。いや、確かにせめて…!と思ってベッド置いたけどこの部屋にいてほしくはないんだよな…!!
リックに関して、1週目は最期のあっけなさがあまりに哀れに思えて怒りが対消滅したんですが、2週目は普通にイライラしました。「シドーは牢屋の中で大人しく待ってるよ」って明らか煽ってるよなァコイツ???
でも一番イライラしたのは王様です。幻と現実の間で娘を思う姿に1週目は切なさを感じていたのですが、2週目はその能天気さがむしょーーに腹が立ちまして。ミナデイン砲が完成した瞬間、思い出したかのようにシドー解放を許したの未だに根に持ってるかんな!!!他のみんなはからっぽ島に呼んだのですが、王様だけはムーンブルクに置き去りにしてます。からっぽ島の城はみんなのお城だから、ね?
まぁムーンブルクの人たちがああいう風になるのもわからんでもないんですよ。その中でも自分の信念貫いて生き切ったと思う。
まぁでも、やっぱりシドー投獄に加担させられたトラウマは消えないわけです。
そんなわけで帰ってきたら青の開拓地。主人公の表情もはれないし、プレイヤーの心も晴れないまま上の空で雪原作ったり罠敷いたり城作ったりするわけです。
からっぽ島の完成が物語に必要とはいえ、この幕間テンポ悪くないですか。旗もめちゃくちゃ適当に書いたおかげで、正直ハーゴンのセリフに反論できませんでした。みんなが作ってくれたピラミッドとかはすごいけど、まだ全然だよこの島…2週目はかなりかっ飛ばして進めたので尚更。
でも、ルルは真剣に怒ってくれるんですよね。それにずっとシドーのこと心配してくれていてすごく優しい。さすがルル、そういうところが大好きだ。
現実世界の人間で、他のみんなのように存在が不確かになっていないとはいえ、消えかかってる世界でみんなを鼓舞し続けられるの相当の精神力ですよね。
破壊天体シドーに乗り込むとき、ペロが「世界なんてどうでもいい。シドーを助けたい、そうでしょ?」と言ってくれるのが好きです。
プレイヤーはもちろん、主人公自身も「アトラスより、世界より、シドーを助けたい」ってすっごく熱い感情持ってるのがいいですよね。
熱い想いを抱えた主人公と共に、破壊天体シドーへ!
1週目はまだまだ続きそうな雰囲気にちょっとうんざりしたのですが、今回はメタッツに会える!とプレイヤーはちょっと楽しみにしておりました。
メタッツ本当に可愛いですね。命の恩人である主人公のことをまっすぐ慕って手伝ってくれたりして、すごく心の支えになります。きっと主人公にとっても救いだったんじゃなかろうか。
魔物たちも仲間思いで見ていて気持ちいいんですよね。足を怪我してしまったキッシムを置いていかないように、ゆっくりと進んでいくのが好きです。暴走するシドー腕にいつ壊されてしまうかもわからないところを、仲間を思って鼓舞して歩いていく…ムーンブルクでは会話のたびにスパイの話が出てうんざりしていたので対比が際立ちます。いやライターさんほんと上手いなぁ
壊されたハーゴン教会に着き、作業台に立てかけてあるシドーのこんぼうでやっぱり泣いてしまいました。
これを壊したら、主人公のことを壊してしまうような気がして壊せなかったんだろうなぁ……
こんぼうを置いて行ったのは、主人公との決別を示しているのか。壊されていない作業台と合わせて「助けてくれ…」とシドーの悲痛な叫びが聞こえてくるようで。すごく心に残るシーンです。
はてさて、今度は箱舟づくり。ノアの箱舟を連想させて震えるネーミング。
自分の命がかかっている切羽詰まった状況とはいえ、魔物達がまっすぐに楽しそうに建築を手伝ってくれるのいいですよね。
もとより協力的で、最期はその身を持って主人公に力を貸してくれたキラーG。1週目は思考がシドーのことばっかりであまり拾えていなかったのですが、拠点防衛戦のたびに最期を仄めかす台詞を言っていたんですね。
クリア後、キッシムが「今では一番若くなっちまいやがって」というのが好きです。聞こえてくる音がお爺さんっぽいっていうのもなんかしみじみしちゃう。
そしてやっぱりグッとくるのは船長との再会!
最後の晩餐にならないように!ってまた昆布をくれるとこ熱いよなぁ…。そりゃ主人公も絶対感動するし、船長が「ビルダーは昆布が好き」って勘違いしちゃうような反応するに違いない。ってか本当に主人のは好きになったのかも。思い出の味。
またもう一度、「ものづくりは楽しいか?」と選択肢付きで問いかけてくるのがいいですよね。プレイヤーにも問いかけてくるんですよ。ここまできたプレイヤーなら、「はい」を選ぶはず。ものづくりは、楽しい!!!!
箱舟が完成して、最後のみんなとの会話。
メタッツが、「あんな怖いところ行かなくていいんだよ?逃げようよ」って問いかけてくるのがすごく好きです。メタッツの優しさと主人公のことを心配している気持ちが伝わってくる。
「主人公のトモダチは、ぼくのトモダチ。トモダチのシドーを助けてあげて!」って送り出してくれるのがグッときます。
主人公にとってシドーは、「トモダチになったらたまたま破壊神だった」っていう存在なんですよね。世界より何よりも、いつ死んでしまうかもわからないような世界で「ぶん殴ってくれ」という約束を果たすためだけに駆け回れるようなただの、大切のトモダチなのです。2週目は色々主人公の思いを考えながら遊んでるのですが、ここの問いかけに全てが詰まっていた気がします。
方舟を飛び立つ時、キラーGが最後に「振り返るな、進めーーーーー!!!!」と叫んでくれるのが本当に本当に熱くて。プレイヤーも叫び出したい気持ちでいっぱいになりながらハーゴン城にむかいます。
ハーゴンが破壊神を倒しにきたのか?と問いかけるのに「いいえ」と即答。倒しにきたんじゃない、助けに来たんだよ!!!!
プレイヤーき選択肢で選ばせるというのがまたにくい演出で大好きです。
呼び出されたシドーに「悪ぶっちゃってさぁもー!!!!全力でぶん殴ってやるからな!!」という気持ちで応戦。箱舟のみんなが持たせてくれたメガ盛りマモノ飯をかきこみつつ剣を振るいます。剣は船長の船で拾ったいなづまの剣です。ルルが復讐に使うために隠し持っていたのでは?という説を聞いてこの剣を装備しました。気持ちだけでもルルと一緒にシドーを迎えに行きたくて。
「おれにとどめをさせ。会えて嬉しかった」というシドーに、主人公は何を思ったんでしょう。
1週目は、シドーの心を助けられたという安心感と、シドーは何らかで助かるんだろうなというメタ読みでこのまま体力0まで追い込んだのですが(こんぼうで殴るとかじゃなく?これ本当に大丈夫だよね?と不安になったりもしましたが)、対峙している主人公は絶対決死の思いで剣を振るってましたよね。
助かるかどうかがわからない。でも、あのとき交わした約束を果たすために、トモダチに向かって剣を振り下ろす…想像すると壮絶です。
返事がない、ただのしかばねのようだ。だがわずかに、シドーの力を感じる
死を覚悟してなお、暗闇の中主人公を探して一筋の光を見つけ出し手を伸ばすシドーと、差し伸ばされた手に迷いなく手を振りかぶる主人公。
そして再会のハイタッチ…!!!
あまりにも最高だ…
なんぱな振る舞いだ、と最初は言っていたのに、何か困難を成し遂げるたびにシドーの方から寄ってくれてかわし続けたハイタッチ。
ムーンブルクではすれ違いの末に全然交わすことができなくて。ためにためてのこの最高の瞬間にお出しされる最高のハイタッチ。
これ以上に最高なハイタッチを、今後の人生で拝むことがあるんだろうか。最高がすぎて最高としかいえないからこれ以上の感想はない。
人生でハイタッチ見るたびにこの光景が脳裏に浮かぶと思う。
そのあとはシドーと一緒に吹っ飛ばされて主人公はケガを負ってしまう。冗談はよせ…!と焦った感じで揺り起こすシドー、いいですよね。
ここからの一連の流れは、特に主人公とシドーの互いに対する想いが伝わってきて大好きです。
シドーすらもできないと諦めているのに、絶対できると信じている主人公がいいんだ。主人公も絶対的にシドーのことを信じているんだ。
その言葉を受けて、何度も何度もやくそうを作り続けるシドーがいいんだ。静かに泣きながらこの様子を見ていました。ものづくりは楽しいことだったんだ、と気づいて完成するのが本当にいい。このゲームの根幹ですよね。
シドーがやくそうをくれて回復した主人公が、怒るのがまたいいな、と思います。
怒りの内容が「勝手にいなくなったり、連れ去られたりするから」なところが特に好きです。何というか、心配かけさせやがって!みたいな怒りに近い感じ。絶対「とどめをさせ」って言われたの根に持ってる。
ムーンブルクで言われたこと対してよりも、そこの部分に怒りを覚えるのがいいですよね。
その後に仲直りにして、二人に笑顔が戻るのがさぁぁぁぁいこうにいいんですよ。二週目はここで「やっとここまできたぁぁぁ」と崩れ落ちました。長かった…ムーンブルクから長かった…
「自分の身を犠牲にしても守る」のがこのゲームにおける愛ならば、シドーは主人公のことを愛しているし、主人公もそれとおなじくらいシドーのことを愛していますよね。
その後のハーゴンとシドーの会話で、ふと思ったことがあります。
シドーは捧げられた血肉に対して、願いの善悪を問わず破壊をもたらす神様なんですよね。
面倒見の良い兄貴分な性格って、その神様然とした真面目さ優しさを人間らしく出力したものではないかと。
ハーゴンの作った世界を「悪くない世界」と言って、「次はいい仲間に出会えよ!」と言って吹っ飛ばすあたりに破壊神シドーの優しさが見えてすごく好きです。
からっぽ島に戻ってきたところで、シドーがルルにボロボロのたいまつを渡すのいいですよね。
クリア後のフィーとの会話で、ルルがこのぼろぼろのたいまつとドロドロになった半分のモモガイをずっととってるのがわかるの最高ですよね。この会話聞いた時「りゅりゅーーー!!」って叫んだもの。
監獄島から二人が帰ってくるまで船着場で藁ベッドと焚き火でずっと待ってる健気さ、三人でパーティをしたかったといういじらしさ、可愛いのに頼り甲斐があってかっこいい。ルル大好きです。
いまだにちゃんとしたお部屋作ってあげられなくて本当にごめんね。主人公とシドーの帰ってくるところになってくれてありがとう。
たいまつを持って山頂へとかけていくルルの姿は、民衆を導く自由の女神のような神々しさすら感じました。ルルがこうやっていてくれるから、みんなの消えそうな不安な気持ちも楽になったんだろうな。
世界を作り直した後、主人公の背中に背負ってる本の中身を見て「おまえは根っからの…」というシドーの表情を想像して、満たされた形になりながらエンディング。
あぁ…あぁ…本当にいいゲームだ…
Steam版だとクリアした時に「最高の相棒」という実績が取得できます。おまけにアイコンが、破壊神体と少年体、二つのシドーが描かれているのです。
このアイコンとタイトルを見て、主人公にとってシドーは姿を問わず最高で唯一の相棒なんだなぁとまた胸が熱くなりました。
もちろん、プレイヤーである私にとっても最高の相棒です。大好きだ…!!!!
この感想文を書き終えるまでに結構時間がかかったので、Steam版でもビルダーアイ取得と全実績解除まで進めちゃいました。
犬猫はそれぞれ第四世代まで繁殖させてます。フィーとシャル、老人が釣りしてくれるおかげで餌に困らなくて助かってます。
ツリル島DLC、シドーがいっぱい喋ってくれていいですね…!!最初はお人よしな主人公を心配して、最後はものづくりできない気持ちはよくわかるからとフィーの願いを叶えてあげようとするのがあまりにいい子すぎる。喋るたびに好感度の上限を塗り替えてく…!!!
あと、破壊天体シドーでの曲が好きすぎて拠点曲の「ほこら」の楽譜欲しさにちいさなメダル全部集めました。
フィールド曲の「おおぞらをとぶ」はゲーム内で聞けなくなってしまったのでiTunesで買いました。
元来流れるシチュエーションとだいぶ違うとはわかってるのですが、主人公とプレイヤーの不安で寂しい気持ちと絶対助け出す!!!という覚悟によりそうベストマッチな曲だと思うんですよね。本当に大好きです。
今更になってすぎやま先生が亡くなられたのがものすごく悲しくなってきました。名曲をありがとうございます。私も主人公になれました。
本腰を入れて開拓を進めているところなのですが、やっぱり色々難しいですね。
ネットのすごい人たちの建築を見るたびに、圧倒されて自分の作ったものが惨めに思えてきます。でもルルやアネッサを通した製作側からの激励にまたものをつくろうって気持ちになれちゃいます。
あと、ブロック積んでる時にシドーが周りをちょろちょろしてくれるのが本当に可愛くて…!!見てくれてるんだなぁって嬉しくなっちゃうんですよね。主人公も絶対そうだと思うんですが、自分の作ったものを見てくれる人がいるってめちゃくちゃ嬉しいんですよ。
近くにベッド二つ置いて仮眠できるところを作っているのですが、キングベッドのせいか二つ置いててもたまに同じベッドに潜り込んでくるところがはちゃめちゃに可愛い…!!行動でこんなに魅せることってできるんですねぇ
そんなこんなでシドーに癒してもらったり、一緒にそざい島に行ってモンスター図鑑やアイテム図鑑を埋めつつ、好きな風景を作っています。
この年末に、本当に素敵なゲームに出会えてよかった…!!
ゲームといえば!!!大神!!!新作決定!!!!!!
情緒がドラクエと大神で行ったり来たりで忙しいです。
大神風のローコラやおにぎりちゃん描いたのは虫の知らせだった…??またアマ公と一緒に大地を駆けめぐれるのが楽しみです。
重い腰をあげてムーンブルク突破しました。
辛いな嫌だな、と考えすぎて限界を突破したのか感情が鈍くなった時があり、その際に一気に突破しました。でもまぁ、ほぼ会話はすっ飛ばしです。
牢屋に関しては、もちろん完成を確認したら即ぶっ壊して豪華な部屋にしました。部屋完成したら真っ先にシドーがすっ飛んできてくれるおかげで、そのままベッドで寝始めたのにはびっくりしましたが。いや、確かにせめて…!と思ってベッド置いたけどこの部屋にいてほしくはないんだよな…!!
リックに関して、1週目は最期のあっけなさがあまりに哀れに思えて怒りが対消滅したんですが、2週目は普通にイライラしました。「シドーは牢屋の中で大人しく待ってるよ」って明らか煽ってるよなァコイツ???
でも一番イライラしたのは王様です。幻と現実の間で娘を思う姿に1週目は切なさを感じていたのですが、2週目はその能天気さがむしょーーに腹が立ちまして。ミナデイン砲が完成した瞬間、思い出したかのようにシドー解放を許したの未だに根に持ってるかんな!!!他のみんなはからっぽ島に呼んだのですが、王様だけはムーンブルクに置き去りにしてます。からっぽ島の城はみんなのお城だから、ね?
まぁムーンブルクの人たちがああいう風になるのもわからんでもないんですよ。その中でも自分の信念貫いて生き切ったと思う。
まぁでも、やっぱりシドー投獄に加担させられたトラウマは消えないわけです。
そんなわけで帰ってきたら青の開拓地。主人公の表情もはれないし、プレイヤーの心も晴れないまま上の空で雪原作ったり罠敷いたり城作ったりするわけです。
からっぽ島の完成が物語に必要とはいえ、この幕間テンポ悪くないですか。旗もめちゃくちゃ適当に書いたおかげで、正直ハーゴンのセリフに反論できませんでした。みんなが作ってくれたピラミッドとかはすごいけど、まだ全然だよこの島…2週目はかなりかっ飛ばして進めたので尚更。
でも、ルルは真剣に怒ってくれるんですよね。それにずっとシドーのこと心配してくれていてすごく優しい。さすがルル、そういうところが大好きだ。
現実世界の人間で、他のみんなのように存在が不確かになっていないとはいえ、消えかかってる世界でみんなを鼓舞し続けられるの相当の精神力ですよね。
破壊天体シドーに乗り込むとき、ペロが「世界なんてどうでもいい。シドーを助けたい、そうでしょ?」と言ってくれるのが好きです。
プレイヤーはもちろん、主人公自身も「アトラスより、世界より、シドーを助けたい」ってすっごく熱い感情持ってるのがいいですよね。
熱い想いを抱えた主人公と共に、破壊天体シドーへ!
1週目はまだまだ続きそうな雰囲気にちょっとうんざりしたのですが、今回はメタッツに会える!とプレイヤーはちょっと楽しみにしておりました。
メタッツ本当に可愛いですね。命の恩人である主人公のことをまっすぐ慕って手伝ってくれたりして、すごく心の支えになります。きっと主人公にとっても救いだったんじゃなかろうか。
魔物たちも仲間思いで見ていて気持ちいいんですよね。足を怪我してしまったキッシムを置いていかないように、ゆっくりと進んでいくのが好きです。暴走するシドー腕にいつ壊されてしまうかもわからないところを、仲間を思って鼓舞して歩いていく…ムーンブルクでは会話のたびにスパイの話が出てうんざりしていたので対比が際立ちます。いやライターさんほんと上手いなぁ
壊されたハーゴン教会に着き、作業台に立てかけてあるシドーのこんぼうでやっぱり泣いてしまいました。
これを壊したら、主人公のことを壊してしまうような気がして壊せなかったんだろうなぁ……
こんぼうを置いて行ったのは、主人公との決別を示しているのか。壊されていない作業台と合わせて「助けてくれ…」とシドーの悲痛な叫びが聞こえてくるようで。すごく心に残るシーンです。
はてさて、今度は箱舟づくり。ノアの箱舟を連想させて震えるネーミング。
自分の命がかかっている切羽詰まった状況とはいえ、魔物達がまっすぐに楽しそうに建築を手伝ってくれるのいいですよね。
もとより協力的で、最期はその身を持って主人公に力を貸してくれたキラーG。1週目は思考がシドーのことばっかりであまり拾えていなかったのですが、拠点防衛戦のたびに最期を仄めかす台詞を言っていたんですね。
クリア後、キッシムが「今では一番若くなっちまいやがって」というのが好きです。聞こえてくる音がお爺さんっぽいっていうのもなんかしみじみしちゃう。
そしてやっぱりグッとくるのは船長との再会!
最後の晩餐にならないように!ってまた昆布をくれるとこ熱いよなぁ…。そりゃ主人公も絶対感動するし、船長が「ビルダーは昆布が好き」って勘違いしちゃうような反応するに違いない。ってか本当に主人のは好きになったのかも。思い出の味。
またもう一度、「ものづくりは楽しいか?」と選択肢付きで問いかけてくるのがいいですよね。プレイヤーにも問いかけてくるんですよ。ここまできたプレイヤーなら、「はい」を選ぶはず。ものづくりは、楽しい!!!!
箱舟が完成して、最後のみんなとの会話。
メタッツが、「あんな怖いところ行かなくていいんだよ?逃げようよ」って問いかけてくるのがすごく好きです。メタッツの優しさと主人公のことを心配している気持ちが伝わってくる。
「主人公のトモダチは、ぼくのトモダチ。トモダチのシドーを助けてあげて!」って送り出してくれるのがグッときます。
主人公にとってシドーは、「トモダチになったらたまたま破壊神だった」っていう存在なんですよね。世界より何よりも、いつ死んでしまうかもわからないような世界で「ぶん殴ってくれ」という約束を果たすためだけに駆け回れるようなただの、大切のトモダチなのです。2週目は色々主人公の思いを考えながら遊んでるのですが、ここの問いかけに全てが詰まっていた気がします。
方舟を飛び立つ時、キラーGが最後に「振り返るな、進めーーーーー!!!!」と叫んでくれるのが本当に本当に熱くて。プレイヤーも叫び出したい気持ちでいっぱいになりながらハーゴン城にむかいます。
ハーゴンが破壊神を倒しにきたのか?と問いかけるのに「いいえ」と即答。倒しにきたんじゃない、助けに来たんだよ!!!!
プレイヤーき選択肢で選ばせるというのがまたにくい演出で大好きです。
呼び出されたシドーに「悪ぶっちゃってさぁもー!!!!全力でぶん殴ってやるからな!!」という気持ちで応戦。箱舟のみんなが持たせてくれたメガ盛りマモノ飯をかきこみつつ剣を振るいます。剣は船長の船で拾ったいなづまの剣です。ルルが復讐に使うために隠し持っていたのでは?という説を聞いてこの剣を装備しました。気持ちだけでもルルと一緒にシドーを迎えに行きたくて。
「おれにとどめをさせ。会えて嬉しかった」というシドーに、主人公は何を思ったんでしょう。
1週目は、シドーの心を助けられたという安心感と、シドーは何らかで助かるんだろうなというメタ読みでこのまま体力0まで追い込んだのですが(こんぼうで殴るとかじゃなく?これ本当に大丈夫だよね?と不安になったりもしましたが)、対峙している主人公は絶対決死の思いで剣を振るってましたよね。
助かるかどうかがわからない。でも、あのとき交わした約束を果たすために、トモダチに向かって剣を振り下ろす…想像すると壮絶です。
返事がない、ただのしかばねのようだ。だがわずかに、シドーの力を感じる
死を覚悟してなお、暗闇の中主人公を探して一筋の光を見つけ出し手を伸ばすシドーと、差し伸ばされた手に迷いなく手を振りかぶる主人公。
そして再会のハイタッチ…!!!
あまりにも最高だ…
なんぱな振る舞いだ、と最初は言っていたのに、何か困難を成し遂げるたびにシドーの方から寄ってくれてかわし続けたハイタッチ。
ムーンブルクではすれ違いの末に全然交わすことができなくて。ためにためてのこの最高の瞬間にお出しされる最高のハイタッチ。
これ以上に最高なハイタッチを、今後の人生で拝むことがあるんだろうか。最高がすぎて最高としかいえないからこれ以上の感想はない。
人生でハイタッチ見るたびにこの光景が脳裏に浮かぶと思う。
そのあとはシドーと一緒に吹っ飛ばされて主人公はケガを負ってしまう。冗談はよせ…!と焦った感じで揺り起こすシドー、いいですよね。
ここからの一連の流れは、特に主人公とシドーの互いに対する想いが伝わってきて大好きです。
シドーすらもできないと諦めているのに、絶対できると信じている主人公がいいんだ。主人公も絶対的にシドーのことを信じているんだ。
その言葉を受けて、何度も何度もやくそうを作り続けるシドーがいいんだ。静かに泣きながらこの様子を見ていました。ものづくりは楽しいことだったんだ、と気づいて完成するのが本当にいい。このゲームの根幹ですよね。
シドーがやくそうをくれて回復した主人公が、怒るのがまたいいな、と思います。
怒りの内容が「勝手にいなくなったり、連れ去られたりするから」なところが特に好きです。何というか、心配かけさせやがって!みたいな怒りに近い感じ。絶対「とどめをさせ」って言われたの根に持ってる。
ムーンブルクで言われたこと対してよりも、そこの部分に怒りを覚えるのがいいですよね。
その後に仲直りにして、二人に笑顔が戻るのがさぁぁぁぁいこうにいいんですよ。二週目はここで「やっとここまできたぁぁぁ」と崩れ落ちました。長かった…ムーンブルクから長かった…
「自分の身を犠牲にしても守る」のがこのゲームにおける愛ならば、シドーは主人公のことを愛しているし、主人公もそれとおなじくらいシドーのことを愛していますよね。
その後のハーゴンとシドーの会話で、ふと思ったことがあります。
シドーは捧げられた血肉に対して、願いの善悪を問わず破壊をもたらす神様なんですよね。
面倒見の良い兄貴分な性格って、その神様然とした真面目さ優しさを人間らしく出力したものではないかと。
ハーゴンの作った世界を「悪くない世界」と言って、「次はいい仲間に出会えよ!」と言って吹っ飛ばすあたりに破壊神シドーの優しさが見えてすごく好きです。
からっぽ島に戻ってきたところで、シドーがルルにボロボロのたいまつを渡すのいいですよね。
クリア後のフィーとの会話で、ルルがこのぼろぼろのたいまつとドロドロになった半分のモモガイをずっととってるのがわかるの最高ですよね。この会話聞いた時「りゅりゅーーー!!」って叫んだもの。
監獄島から二人が帰ってくるまで船着場で藁ベッドと焚き火でずっと待ってる健気さ、三人でパーティをしたかったといういじらしさ、可愛いのに頼り甲斐があってかっこいい。ルル大好きです。
いまだにちゃんとしたお部屋作ってあげられなくて本当にごめんね。主人公とシドーの帰ってくるところになってくれてありがとう。
たいまつを持って山頂へとかけていくルルの姿は、民衆を導く自由の女神のような神々しさすら感じました。ルルがこうやっていてくれるから、みんなの消えそうな不安な気持ちも楽になったんだろうな。
世界を作り直した後、主人公の背中に背負ってる本の中身を見て「おまえは根っからの…」というシドーの表情を想像して、満たされた形になりながらエンディング。
あぁ…あぁ…本当にいいゲームだ…
Steam版だとクリアした時に「最高の相棒」という実績が取得できます。おまけにアイコンが、破壊神体と少年体、二つのシドーが描かれているのです。
このアイコンとタイトルを見て、主人公にとってシドーは姿を問わず最高で唯一の相棒なんだなぁとまた胸が熱くなりました。
もちろん、プレイヤーである私にとっても最高の相棒です。大好きだ…!!!!
この感想文を書き終えるまでに結構時間がかかったので、Steam版でもビルダーアイ取得と全実績解除まで進めちゃいました。
犬猫はそれぞれ第四世代まで繁殖させてます。フィーとシャル、老人が釣りしてくれるおかげで餌に困らなくて助かってます。
ツリル島DLC、シドーがいっぱい喋ってくれていいですね…!!最初はお人よしな主人公を心配して、最後はものづくりできない気持ちはよくわかるからとフィーの願いを叶えてあげようとするのがあまりにいい子すぎる。喋るたびに好感度の上限を塗り替えてく…!!!
あと、破壊天体シドーでの曲が好きすぎて拠点曲の「ほこら」の楽譜欲しさにちいさなメダル全部集めました。
フィールド曲の「おおぞらをとぶ」はゲーム内で聞けなくなってしまったのでiTunesで買いました。
元来流れるシチュエーションとだいぶ違うとはわかってるのですが、主人公とプレイヤーの不安で寂しい気持ちと絶対助け出す!!!という覚悟によりそうベストマッチな曲だと思うんですよね。本当に大好きです。
今更になってすぎやま先生が亡くなられたのがものすごく悲しくなってきました。名曲をありがとうございます。私も主人公になれました。
本腰を入れて開拓を進めているところなのですが、やっぱり色々難しいですね。
ネットのすごい人たちの建築を見るたびに、圧倒されて自分の作ったものが惨めに思えてきます。でもルルやアネッサを通した製作側からの激励にまたものをつくろうって気持ちになれちゃいます。
あと、ブロック積んでる時にシドーが周りをちょろちょろしてくれるのが本当に可愛くて…!!見てくれてるんだなぁって嬉しくなっちゃうんですよね。主人公も絶対そうだと思うんですが、自分の作ったものを見てくれる人がいるってめちゃくちゃ嬉しいんですよ。
近くにベッド二つ置いて仮眠できるところを作っているのですが、キングベッドのせいか二つ置いててもたまに同じベッドに潜り込んでくるところがはちゃめちゃに可愛い…!!行動でこんなに魅せることってできるんですねぇ
そんなこんなでシドーに癒してもらったり、一緒にそざい島に行ってモンスター図鑑やアイテム図鑑を埋めつつ、好きな風景を作っています。
この年末に、本当に素敵なゲームに出会えてよかった…!!
ゲームといえば!!!大神!!!新作決定!!!!!!
情緒がドラクエと大神で行ったり来たりで忙しいです。
大神風のローコラやおにぎりちゃん描いたのは虫の知らせだった…??またアマ公と一緒に大地を駆けめぐれるのが楽しみです。